家庭教師の料金はトータルで判断しよう
家庭教師の料金は授業料だけじゃない
家庭教師を選ぶときはできるだけ料金を安く抑えたいと考えるのは当然のことだと思います。
家庭教師にも直接契約もあれば派遣会社を利用すること、さらには最近では大学から斡旋されている家庭教師なども登場してきており、選択肢が実に幅広くなっています。
しかしいずれも共通していることはお金を稼ぐための手段として家庭教師を行っているということです。
ですので、場合によってはありとあらゆる方面から料金が発生する場合もあります。ここでは家庭教師を選ぶときに注意したいお金に関することについて紹介していきます。
まず最初に注意しなくてはならないのが授業料の問題です。
家庭教師のホームページやチラシなどを見ると、ほとんどは授業料は記載されているもののその他の料金については記載されていないこともあります。
もちろん授業料が安いほうが良いのは間違いないのですが、授業料が安いからといって安直に決めるのは危険です。
授業料のほかにも、教材が必要になったり、手数料がかかってきたり、家庭教師の交通費が必要になったりといったケースも十分考えられます。
これらを記載している家庭教師もあれば、明記していないところもあるのでトータルでの料金を考えていく必要があります。
家庭教師に見積もり書の提示を
トータルでの料金は自分たちでは把握しづらい
このように、家庭教師を雇うとなると授業料以外の料金についても考えていかなくてはなりません。
例えば授業料はとても安いけれど、手数料や交通費、教材などが高くつくようであれば、長い目で見ればかなりの料金になってしまう場合も考えられます。
逆に、授業料以外の料金が一切発生しないけれど、授業料が高めに設定されている家庭教師の方が長い目で見ると安く料金を抑えることができるといった場合もあるんです。
しかしこれらは自分たちで見極めていくのはなかなか大変なもの。
だからこそ、ヒアリングの段階でどれくらいの料金が必要になってくるのかについての見積もり書を提示してもらうのがベターです。
家庭教師で見積もり書を提出してもらうというのはあまりピンと来ないかもしれません。
しかし、家庭教師派遣業者などであればこれらに対応してくれることも多いです。
個人契約の場合だと対応しかねる場合もあるため、そのあたりは電話などで事前に確認しておくのがベスト。
いずれにせよ大事なお金のことですので、生徒の学力アップはもちろんですが、気持ちよく勉強ができる環境を整えるためにもこれらは事前の準備が重要です。
家庭教師を選ぶときにはどこか1社だけに絞るのではなく、複数の家庭教師の中から比較検討していくことが大切だということを肝に銘じておきましょう。
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家庭教師を利用しようと思ったら契約をしていかなくてはなりません。
有名な家庭教師派遣サービスだからといって何も考えずに契約をしてしまうと後で後悔をしてしまうことになりかねませんので、次のようなポイントを踏まえながら契約を進めていきましょう。
まず始めにしなくてはならないのが事前の準備です。目標設定を行うこと、どのような家庭教師を希望しているのかなどをはっきりとさせておくとよりスムーズに家庭教師探しに結びつけることができます。
ある程度事前準備が整ったら家庭教師派遣会社などとヒアリングを行っていきます。指導経験や指導ノウハウ、得意分野などはこの時点でしっかりと。
つぎに実際に授業を行う教師との面談を行っていきます。可能であれば家庭教師と生徒、保護者の三者面談を行うのが望ましいです。
また、最近ではほとんどの家庭教師が体験学習を行っていますので、これは必ず利用するべきです。
家庭教師と生徒が2人で授業を行うのが一般的ですが、可能であれば保護者の方も同席して第三者としての目線を忘れずに。納得のいく家庭教師だと判断出来たら契約に進めていきましょう。
個人契約の家庭教師の場合だと一度契約を行うとなかなか変更がききづらいので入念な準備を忘れないように。